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HOME  >  大腸がんQ&A  >  副作用が原因で抗がん剤の量を減らしたり、治療を休んだりすると、がんが悪化してしまうのではないか不安です。

大腸がんQ&A

監修:佐藤 温 先生
弘前大学大学院医学研究科 腫瘍内科学講座 教授

公開日:2021.03.29

薬物療法のこと

副作用が原因で抗がん剤の量を減らしたり、治療を休んだりすると、がんが悪化してしまうのではないか不安です。

治療が有効な場合は、その治療をできるだけ続けられるようにすることが大切です。副作用が現れた時に、その程度に応じて抗がん剤の量を減らしたりすることは、副作用をコントロールしながら治療を続けるうえで一般的に行われることです。もし不安に感じていることがあれば、一人で抱え込まないで治療を受けている病院に相談してください。

抗がん剤の量を減らしたり(減量)、一時的に治療を休んだり(休薬)することによって「がんが悪化してしまうのではないか」と不安に思われるのも当然です。しかし、抗がん剤治療は、副作用の程度に応じて減量や休薬をして、副作用をコントロールしながら治療を続けていくのが一般的です。副作用を我慢して無理に治療を行っても、患者さんの体力を消耗してしまい、結果的に治療を続けることが難しくなってしまいます。
また、副作用を抑える薬(支持療法薬)の使用や変更によっても副作用の軽減が期待できます。
なお、治療を続けるのが困難な副作用が現れた場合には、行っている治療を中止し、別の治療薬に変更することもあります。
治療についての不安は一人で抱え込まないで治療を受けている病院に相談してください。もし主治医に伝えづらいと感じる場合は、看護師や薬剤師などの医療スタッフ、がん相談支援センターなどの相談窓口に相談してみるのもよいでしょう。

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当ウェブサイトは、大腸がんやその治療法などに関する一般的な情報を提供するものであり、特定の治療法などを推奨するものではありません。病状や治療法などに関しての判断は、担当医またはかかりつけの医療機関にご相談ください。