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HOME  >  大腸がんQ&A  >  ご家族向け:認知症の患者さんに対して、家族は抗がん剤治療中にどのようなサポートをすればよいでしょうか?

大腸がんQ&A

監修:佐藤 温 先生
弘前大学大学院医学研究科 腫瘍内科学講座 教授

公開日:2018.02.19

高齢の方の治療

ご家族向け
認知症の患者さんに対して、家族は抗がん剤治療中にどのようなサポートをすればよいでしょうか?

飲み薬の管理、副作用の対処、緊急時の対応などをしてあげてください。

認知症の患者さんは、飲み薬の抗がん剤を決められた量・決められたスケジュールで正しく服用できないことがあります。抗がん剤の飲み忘れも困りますが、間違って一度にたくさん飲んでしまったり、何度も飲んでしまったりするととても危険です。このような心配がある場合には、ご家族の方が飲み薬の管理をしてあげましょう。

また、発熱などの緊急時にあらかじめ指示された薬を服用したり、病院に連絡したりといった臨機応変な対応が難しいこともあります。そのため、ご家族は、普段からできるだけ患者さんの様子に気を配り、いつもと違うことがないか、よく観察してあげてください。ご家族の方は起こりやすい副作用や緊急対応が必要な症状とその対処法について、事前に医師や看護師などの医療スタッフから聞いておくとよいでしょう。

サポートで困ったときにすぐに連絡ができるように、病院の電話番号などの緊急連絡先を確認しておきましょう。また、ご家族だけではサポートが難しい場合には、事情を医師や看護師などの医療スタッフに伝え、支援サービスなどを紹介してもらいましょう。

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当ウェブサイトは、大腸がんやその治療法などに関する一般的な情報を提供するものであり、特定の治療法などを推奨するものではありません。病状や治療法などに関しての判断は、担当医またはかかりつけの医療機関にご相談ください。