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大腸がんトピックス

公開日:2022.09.01更新日:2023.09.01

【治療全般】
大腸がんの治療を受けている患者さんが災害に対して備えておきたいこと

「防災の日」をきっかけに災害への備えを

9月1日は「防災の日」です。災害はいつ起こるかわかりません。この日をきっかけに、災害に対する備えについて考えてみてはいかがでしょうか。
大腸がん治療は、入院で行うものから、主に外来で行うもの(外来化学療法)になってきています。そのため、在宅時に災害に巻き込まれてしまう可能性は十分に考えられます。災害が起こると、受診していた病院で、これまで通りの大腸がんの診療を受けることができなくなる場合があります。また、抗がん剤による治療の中断を余儀なくされる状況も起こり得ます。そのためにも、普段から災害への備えをしておくことが何よりも大切です。

普段から備えておきたいこと

大腸がんの治療を受けている患者さんが、普段から備えておきたいこととしては、以下のようなものがあります。

お薬手帳

  • (1)抗がん剤や治療の情報を記載した手帳を用意する
    災害時でも適切な治療を受けられるように、「病名」、「服用している抗がん剤」、「アレルギーを起こす可能性のある薬」といった情報を、『お薬手帳』に記録しておきましょう。また、注射の抗がん剤治療を受けている方は、お薬手帳にご自身で書き足すか、医療機関から渡される『薬の冊子』(患者冊子といったりもします)などに記録しておくようにしましょう。そして、これらは災害時でも持ち出せるようにしておきましょう。
    携帯電話(スマートフォン)で薬や処方せんを写真に撮って保存しておくのも一つの手です。
  • (2)服用している抗がん剤やストーマ装具などを持ち出せるように準備する
    服用している抗がん剤やストーマ装具などは、災害時にすぐに携帯して避難できるようにしておきましょう。避難時に、これらを持ち出せなかった場合でも、(1)のようなご自身が受けている治療に関する情報があれば、避難先で適切な治療を受けるために役立てることができるでしょう。
  • (3)医師や看護師に、災害時の緊急連絡先を確認する
    災害時の緊急連絡先を確認しておきましょう。
    また、災害時に普段、受診している病院に連絡が取れない場合の連絡先として、地域の「がん診療連携拠点病院のがん相談室」の連絡先も合わせて確認しておくとよいでしょう。

また、「大規模災害に対する備え がん治療・在宅医療・緩和ケアを受けている患者さんとご家族へ-普段からできることと災害時の対応-試作(プロトタイプ)版 [2014年]」(国立がん研究センターがん情報サービス)も、災害に対する準備や緊急時対応の参考になります。ぜひご覧ください。

  • 出典:国立がん研究センターがん情報サービス「大規模災害に対する備え がん治療・在宅医療・緩和ケアを受けている患者さんとご家族へ-普段からできることと災害時の対応-試作(プロトタイプ)版 [2014年](平成26年度厚生労働科学研究費補助金 地域医療基盤開発推進研究事業研究統括者堀田知光分担研究「被災地に展開可能ながん在宅緩和医療システムの構築に関する研究」班)」
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