公開日:2014.06.16
【治療全般】
がん相談支援センターとは?どんな相談ができるの?
がん相談支援センターとは?
がんの患者さんやそのご家族は、がんの治療に伴って、様々な悩みを抱えることがあるでしょう。
そのような悩みを解決する手助けとして、疑問に答えてくれたり、不安なときに話を聞いてくれたりする「がんの相談窓口」の役割を果たしているのが、がん相談支援センターです。
がん相談支援センターは、全国のがん診療連携拠点病院に設置されていて、その病院で診療を受けているかどうかを問わず、患者さんやご家族のほか誰でも無料で利用できます。
設置されている病院によっては、「医療相談室」「地域医療連携室」「よろず相談」などの名称で呼ばれることもあります。
多くの病院では、がんに詳しい看護師やソーシャルワーカーなどが相談や質問に対応してくれます。
面談のほかに、電話やメールでの相談が可能な場合もあります。
お近くの「がん相談支援センター」のある病院を探すには、「病院検索」を利用してみてください。都道府県別に検索することができます。
相談できることの例
- 治療について
-
- ・ 標準治療について理解を深めたい
- ・ セカンドオピニオンを受けられる医療機関を紹介してほしい
- 気持ちについて
-
- ・ つらい気持ちや、抱えている思いを聞いてほしい
- 制度について
-
- ・ 治療費の支援制度や介護サービスなどについて知りたい
- 医療者との関わりについて
-
- ・ 担当医に治療についての疑問や希望をうまく伝えられない
- 家族との関わりについて
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- ・ 病気のことを家族にどう伝えたらよいかわからない
- 療養生活について
-
- ・ 在宅で療養したい
など
- ・ 在宅で療養したい
ただし、がん相談支援センターでは、個々の患者さんの病状や治療の判断はできませんので、担当医にご相談ください。
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