公開日:2013.05.20
【仕事】
がん治療をしながら仕事を続けられる?
がんと診断された場合、がんという病気に対する不安だけでなく、「仕事を辞めなければならないのだろうか」、「仕事を休む必要があるのだろうか」と仕事について不安になる方は少なくありません。
そんなときは、まず今後の治療スケジュールについて、主治医によく聞いてみましょう。
治療スケジュールがわかれば、仕事を続けられるのか、いつ頃どの程度の日数を休む必要があるかの見通しを立てることができます。
医療従事者インタビューでは、大腸がんの手術のために入院してから退院までにかかる日数や、外来通院(手術後の化学療法)の期間の目安が紹介されています。
ただし、体調の変化や治療による副作用なども考慮に入れる必要がありますので、実際にどの程度の日数を休む必要があるかは、主治医と相談してみましょう。
また、勤め先に利用できる休職・休暇制度があるかを確認しましょう。
制度がある場合でも、内容は勤め先ごとに異なりますので、勤め先の就業規則を確認してみてください。
利用できる制度がない場合でも、人事部・総務部といった部署や上司に事情を伝え、相談してみましょう。
もちろん、がんに立ち向かうためには治療や静養の期間が必要ですが、仕事を続けることも十分に可能です。
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