公開日:2013.03.29
【治療全般】
ご存じですか?「がん情報さがしの10ヵ条」
国立がん研究センターは、がんに関する情報を探す際に心がけるべき10個のポイントを、「がん情報さがしの10ヵ条」としてまとめています。
がん患者さんやご家族にとって、どれも大切で、大変役に立つ内容なので、ぜひご一読ください。
【がん情報さがしの10ヵ条(2008)】
- (1)情報は"力"。あなたの療養を左右することがあります。活用しましょう。
いのち、生活の質、費用などに違いが生じることもあります。 - (2)あなたにとって、いま必要な情報は何か、考えてみましょう。
解決したいことは?知りたいことは?悩みは?メモに書き出して。 - (3)あなたの情報を一番多く持つのは主治医。よく話してみましょう。
質問とメモの準備をして。何度かに分けて相談するのもよいでしょう。 - (4)別の医師の意見を聞く「セカンドオピニオン」を活用しましょう。
他の治療法が選択肢となったり、今の治療に納得することも。 - (5)医師以外の医療スタッフにも相談してみましょう。
看護師、ソーシャルワーカー、薬剤師なども貴重な情報源です。 - (6)がん拠点病院の相談支援センターなど、質問できる窓口を利用しましょう。
がん病院、患者団体などに、あなたを助ける相談窓口があります。 - (7)インターネットを活用しましょう。
わからないときは、家族や友人、相談支援センターに頼みましょう。 - (8)手に入れた情報が本当に正しいかどうか、考えてみましょう。
信頼できる情報源か、商品の売り込みでないか、チェックして。 - (9)健康食品や補完代替医療は、利用する前によく考えましょう。
がんへの効果が証明されたものは、ほぼ皆無。有害なものもあり要注意。 - (10)得られた情報をもとに行動する前に、周囲の意見を聞きましょう。
主治医は?家族は?患者仲間は?あなたの判断の助けになります。
出典:がん情報サービス(国立がん研究センターがん対策情報センター)
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