大腸がんQ&A
監修:佐藤 温 先生
弘前大学大学院医学研究科 腫瘍内科学講座 教授
公開日:2013.03.29
薬物療法中の日常生活
ポートや携帯用ポンプを使う場合でも、治療前と同じ生活ができますか?
激しいスポーツなどを除けば、治療前とほぼ変わらない生活を送ることができます。
大腸がんの術後補助化学療法を受けていても、日常生活に関しては、治療前とほぼ変わらない生活を送ることができます。これは、ポートや携帯用ポンプを使う治療を行う場合でも同様です。
携帯用ポンプをつけている日は、注射針の部分を濡らさなければ、入浴が可能です。気になる場合は、体を拭くか、下半身のみシャワーを浴びるようにしましょう。注射針を抜いてから2時間ほど経過し、腫れや出血がなければ入浴して構いません。服装については、胸にポートがある場合、ポートの部分を圧迫するリュックサックなどさえ避ければ、制限はありません。医師から特別な指示がなければ、泊まりの旅行も問題ないでしょう。
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