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大腸がんトピックス

公開日:2012.12.28

【検査】
手術後の「病理検査」でわかることは?

大腸がんの治療は、がんの進行度(ステージ)に応じて行われます。
このステージは、「がんが大腸の壁にどれだけ深く入り込んでいるか」、「リンパ節へ転移しているか」、「ほかの臓器に転移しているか」によって決まります。

ステージは、手術前にCT検査などで推定することができます。
そして、手術後に、切り取った大腸とリンパ節を顕微鏡で調べる「病理検査」で、最終的に判定されます。
病理検査ではCT検査などよりも正確に「リンパ節へ転移しているか」などを知ることができます。
そのため、病理検査の結果によっては、ステージが手術前に推定されていたものと違ってくることもあります。

再発の可能性が高いステージでは、再発をできる限り防ぐために術後補助化学療法が行われます。
術後補助化学療法を行うかどうかについては、以下の内容を参考に、患者さん自身の希望も考慮して決めることになります。

ステージⅢの術後補助化学療法

病理検査によってリンパ節にがんの転移がみつかればステージⅢと判断され、再発予防のために術後補助化学療法を行うことが推奨されています。

ステージⅡの術後補助化学療法

ステージⅡの患者さんにおいても、再発の可能性が高いと判断される場合には、術後補助化学療法を行う場合があります。
再発の可能性や、術後補助化学療法の必要性については、主治医とよく相談してください。

ステージごとの再発率についてはこちらを参照してください。

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当ウェブサイトは、大腸がんやその治療法などに関する一般的な情報を提供するものであり、特定の治療法などを推奨するものではありません。病状や治療法などに関しての判断は、担当医またはかかりつけの医療機関にご相談ください。