公開日:2012.11.20更新日:2022.09.30
【生存率】
ステージや年齢別にがん患者さんの生存率を表示できるシステムを公開
-全国がん(成人病)センター協議会-
「全国がん(成人病)センター協議会」(全がん協)は、がん患者さんの状態に応じた平均的な生存率を表示できるシステム「KapWeb(カップウェブ)」を、2012年10月からインターネットで公開しました。
KapWebでは、30種類以上のがんについて、がんの部位、ステージ、性別、年齢、手術方法などの条件を選んで検索することで、ご自身に近い状態のがん患者さんの生存率を見ることができます。
また、生存率曲線(生存率の推移を表したグラフ)を表示できるので、再発に注意が必要な時期か、再発の多い時期を乗り切ったのかという見通しを得ることができます。
全がん協には、がん医療の中心的な役割を果たす全国31のがん専門診療施設が加盟しています。
KapWebには、1997年~2004年に全がん協加盟施設でがんと診断された患者さんのデータ約24万件が集積されており、今後も1年あたり約4万件のデータが追加される予定です。
主治医と治療方針について相談する際の参考にしてみてください。
(KapWebで表示される生存率は、多くのがん患者さんの平均的な値です。
患者さん一人ひとりの余命を決定づけるものではありません。)
※2022年7月追記
2022年7月時点で、KapWebには1997~2013年に全がん協加盟32施設でがんと診断された患者さんのデータ約88万件が集積されています。
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