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大腸がんトピックス

公開日:2015.02.16

【治療全般】
がん患者さんのご家族は参考に。「患者さんを支える家族のための6か条」

国立がん研究センターでは、がん患者さんのご家族ができることや考えることを冊子「家族ががんになったとき」としてまとめています。
その冊子で紹介されている「患者さんを支える家族のための6か条」は、ご家族にとって参考になる内容なので、ぜひご一読ください。

【患者さんを支える家族のための6か条】

  • (1)がん情報を集めましょう
    がんに対する不安を少なくするために、正確な情報を集めて知識をたくわえましょう。担当医からの情報以外にも、がん関連の本や雑誌、インターネットなどがあります。ただし、ご家族や患者さんが集めたがんの情報の信頼性については、患者さんの担当医に必ず確認するようにしましょう。
  • (2)自分にどういう援助ができるかを考えましょう
    家族のメンバーそれぞれに、得意なことや不得意なことがあると思います。患者さんと踏み込んだ話をするのが得意な家族もいれば、買い物や送り迎えなどの援助が得意な家族もいます。家族で役割をじょうずに分担して、お互いの負担も少なくしましょう。
  • (3)患者さんの言動の変化や反復を想定しましょう
    患者さんはがんを抱えた当事者です。そのつらさは、たとえ家族であっても100%はわかりません。つらい状態の患者さんのいうこと、することは、毎日のように変化することがあり、また、毎日のように繰り返されることがあります。そこのところを理解して、辛抱強く患者さんに接することが大切です。
  • (4)患者さんの要望をよく聞きましょう
    患者さんが何をしたいのか、完ぺきに理解するのはとても難しいことです。ですから、とにかく患者さんの気持ちや要望を聞いてみましょう。がんばっていることへの「ねぎらい」や「ほめ言葉」が、お互いのストレスを減らす効果があります。
  • (5)患者さんの要望に沿っているかどうか常に確認しましょう
    家族は、患者さんのことを思うあまり、自分なりのやり方であれもこれもと過剰に援助してしまいがちです。でも、もしかしたら患者さんにとってはあまり快適でないこともあるかもしれません。援助しているはずが自分のやり方の押しつけになっていないか、常に見直してみましょう。
  • (6)家族も自分の生活を大事にしましょう
    患者さんがとてもつらい状況にあるからといって、家族が自分のすべてをなげうって患者さんだけを援助することは無理な話です。家族も、患者さんを援助しながら、ときには自分のための楽しい時間を作りましょう。そうしてエネルギーを充電することが、常に患者さんのよき援助者でいられることにつながります。

出典:がん情報サービス(国立がん研究センターがん対策情報センター)

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当ウェブサイトは、大腸がんやその治療法などに関する一般的な情報を提供するものであり、特定の治療法などを推奨するものではありません。病状や治療法などに関しての判断は、担当医またはかかりつけの医療機関にご相談ください。