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大腸がん用語集

公開日:2012.03.30更新日:2014.09.03

か行

がん対策基本法【がんたいさくきほんほう】

「がんによる死亡者の減少」と、「がん患者・家族の苦痛軽減と生活の質の維持向上」を目標として、がん対策を総合的かつ計画的に推進していくために、2007年から施行された法律です。
基本的施策として、次の3つが挙げられています。

  1. (1)がん検診の質や受診率の向上などによる、がんの予防や早期発見の推進
  2. (2)がん治療に携わる専門的な知識や技能を持つ医師などの育成や、医療機関の整備などによる、地域や施設間の治療技術などの格差解消
  3. (3)がんの罹患率や死亡率を低下させるための研究の推進や、必要な医薬品の早期承認など

(2012年4月現在)

がん診療連携拠点病院【がんしんりょうれんけいきょてんびょういん】

質の高いがん医療を、どの地域でも受けられるようにすることを目的に整備された病院のことです。がん診療連携拠点病院は、既存の病院の中から、厚生労働省が認可します。
主な役割は、次の3つです。

  1. (1)手術治療や化学療法、放射線療法などを組み合わせた効果的な治療や、治療の初期段階からの緩和医療などの、専門的ながん医療を提供する
  2. (2)診療の支援や研修、患者さんの受け入れと紹介など、地域内の医療機関と連携をしながらがん医療を実施できる体制を整える
  3. (3)患者さんへの相談支援を行い、がん医療についての情報を提供する

局所療法【きょくしょりょうほう】

がんがある部位と、その周辺に対して行われる治療です。がんとその周辺の組織を切り取る手術治療や、がんに集中的に放射線を当てる放射線療法などが、これにあたります。

血行性転移【けっこうせいてんい】

がん細胞が、がんの周囲の静脈に侵入し、血液によって流され、行き着いた先の臓器で増えることです。大腸がんの場合、肝臓や肺への転移が多くみられます。また、骨や脳への転移が起きることもあります。

原発巣【げんぱつそう】

最初にがんが発生した部位のことです。大腸がんが肝臓に転移している場合を例にすると、大腸が原発巣となります。この場合、肝臓に転移したがんは、最初から肝臓に発生した肝がんとは区別して大腸がんとして治療を行います。そのため、どこが原発巣なのかを突き止めることは、治療方針を決めるうえで重要です。

高額療養費制度【こうがくりょうようひせいど】

病院や薬局などの窓口で支払った金額が1ヵ月で一定の金額(自己負担限度額)を超えた場合、その額を超えた分が国から支給される制度です。自己負担限度額は、年齢や所得などによって異なります。入院した際の食費や差額ベッド代などは対象となりません。高額療養費制度を利用するには、加入している健康保険組合や協会けんぽの都道府県支部、市町村の国民健康保険窓口などへの申請が必要です。また、限度額適用認定証の交付を事前に申請し、医療機関の窓口に提示すれば、窓口での支払いを自己負担限度額までにとどめることができます。

骨髄抑制【こつずいよくせい】

抗がん剤の副作用の一つで、骨の中にある骨髄という組織がダメージを受け、血液細胞をつくる働きが低下し、赤血球・白血球・血小板が減少します。副作用の症状は減少する血液細胞の種類によって異なり、赤血球の場合は貧血、白血球の場合は免疫力の低下、血小板の場合は出血などがみられます。そのため、抗がん剤を投与するときには、必ず定期的に血液検査を行い、血液細胞の状態を確認します。

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さ行

腫瘍マーカー【しゅようまーかー】

がん細胞で作られて血液中に放出される物質です。がんになると血液検査などで異常値を示す場合もあることから、がんの診断に補助的に用いられます。腫瘍マーカーの種類によって、どの部位から発生したがんか推定することもできます。大腸がんの場合、「CEA」と「CA19-9」が一般的に腫瘍マーカーとして用いられます。再発の可能性を判断するときや、治療の効果を判定するときに使用されています。

精神腫瘍科【せいしんしゅようか】

がんの患者さんやそのご家族が抱える精神的な問題を、専門的に扱う診療科です。精神科医や心療内科医、心理士によるカウンセリングなど、心のケアを受けることができます。体の症状と関わりがある場合は、緩和ケア医やがん専門看護師、薬剤師、栄養士、ソーシャルワーカーといった、それぞれの専門家が対応することもあります。がん診療連携拠点病院などで、精神腫瘍医によるサポートを受けることができます。

セカンドオピニオン【せかんどおぴにおん】

「主治医以外の医師の意見」という意味です。患者さんが充分納得して治療を受けるために、主治医以外の別の医療機関の医師からも意見を聞いてみたいと考えた場合に、それを支援するものです。主治医にセカンドオピニオンを希望する旨を伝えることで、受けることができます。セカンドオピニオンを受けた後は、その内容を参考にして、改めて主治医と話し合うことが重要です。

全身療法【ぜんしんりょうほう】

がんがある部位だけでなく、全身に対して行われる治療です。内服や注射によって抗がん剤を投与する化学療法(薬物療法)などがこれにあたります。

ソーシャルワーカー【そーしゃるわーかー】

社会福祉の立場から、患者さんやそのご家族の抱える心理的・社会的な問題の解決を支援する専門職です。相談内容は、治療費などの経済的な悩みや、家庭や職場での問題、介護サービスを利用するための申請手続き、将来の不安など、多岐にわたります。がん診療連携拠点病院の相談支援センターなどに問い合わせることで、相談をすることができます。

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た行

腸閉塞(イレウス)【ちょうへいそく(いれうす)】

腸の内側が狭くなったり、腸の動きが悪くなったりすることで、食べ物や水分がスムーズに流れず、便やガス(おなら)が出なくなっている状態です。大腸がんが進行した際の症状としてみられる場合や、大腸を切り取る手術や薬剤の影響などによって起きる場合もあります。自覚症状として、腹痛や吐き気などがあります。

転移巣【てんいそう】

がんが転移した先の部位のことです。大腸がんが肝臓に転移した場合を例にすると、肝臓が転移巣となります。肝臓に転移しても大腸がんとしての性質をもっているため、がんの治療方針は、どこに転移したかではなく、どこから発生したかによって決められます。

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は行

病理検査【びょうりけんさ】

内視鏡検査や手術で採取した細胞や組織を顕微鏡で観察することにより、がん細胞の有無や、がんの性質を調べる検査です。

腹膜播種【ふくまくはしゅ】

腹部全体を体の内側から覆う腹膜に、種が播(ま)かれたように、がん細胞が散らばって転移することです。大腸の壁のもっとも内側の粘膜から発生したがんが大腸の壁に入り込んでいき(浸潤)、さらに壁を突き破ることによって起こります。

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や行

予後【よご】

今後の病状の医学的な見通しです。順調な回復が期待できる場合は「予後が良い」、経過がおもわしくないと予想される場合は「予後が悪い」と表現されます。

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ら行

臨床試験【りんしょうしけん】

患者さんの協力のもと、新たな薬や治療法の効果や安全性などを調べる試験です。現時点の標準治療よりも良い治療法を開発することが実施の目的です。新たな薬や治療法として厚生労働省から承認を得ることを目的としている場合は、特に「治験」(ちけん)と呼ばれます。

リンパ行性転移【りんぱこうせいてんい】

がん細胞がリンパ管に侵入し、リンパ管の途中にあるリンパ節で増えることです。体の中に張り巡らされているリンパ管には、体内より排泄された物質を運ぶリンパ液が流れています。リンパ節に侵入したがん細胞はリンパ液によって運ばれ、さらに離れたリンパ節へと転移していきます。

レジメン【れじめん】

抗がん剤などによる治療における治療計画のことです。抗がん剤の用量、投与する時間やタイミング、治療期間などが示されます。

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当ウェブサイトは、大腸がんやその治療法などに関する一般的な情報を提供するものであり、特定の治療法などを推奨するものではありません。病状や治療法などに関しての判断は、担当医またはかかりつけの医療機関にご相談ください。