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HOME  >  大腸がんQ&A  >  医師から臨床試験の説明がありました。臨床試験を受けてもよいのでしょうか?

大腸がんQ&A

監修:佐藤 温 先生
弘前大学大学院医学研究科 腫瘍内科学講座 教授

公開日:2013.11.25

治療法の選択・決定

医師から臨床試験の説明がありました。臨床試験を受けてもよいのでしょうか?

臨床試験に参加するかどうかは、医師の説明を受けてメリットとデメリットを十分に理解し、納得したうえで決定してください。

臨床試験とは、新薬や新たな治療法にどれくらいの効果があるのか、副作用はどの程度なのかということを、複数の患者さんに実施して調べる試験のことです。臨床試験の目的は、標準治療(現時点でもっともよいとされている治療)より、さらによい治療法を開発することです。すべての医薬品は、臨床試験を経て、厚生労働省から承認されて初めて販売することができます。この承認を得ることを目的として実施される臨床試験は特に、「治験」(ちけん)と呼ばれます。

臨床試験に参加するメリットとして、新薬などを試すことができるので、標準治療よりも高い効果を得られる可能性があります。一方、デメリットとして、予期せぬ副作用が起きる可能性があることや、期待する効果が得られない可能性があることなどが挙げられます。
そのため、臨床試験に参加するかどうかは、医師の説明を受けてメリットとデメリットを十分に理解し、納得したうえで決定してください。

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当ウェブサイトは、大腸がんやその治療法などに関する一般的な情報を提供するものであり、特定の治療法などを推奨するものではありません。病状や治療法などに関しての判断は、担当医またはかかりつけの医療機関にご相談ください。